Profile

杉本 渓(スギモト  ケイ)

静岡県出身 ネイリスト歴9年

好きな食べ物/フライドポテト、柿ピー


経歴

2013年 新卒で大手ネイルチェーンに入社

マネジメント、店長を経験


1日に何人ものお客様を施術するため、

ネイル=接客業というよりかはネイル=爪

ひたすら爪、爪、爪の日々で自分がどんな風にお客様に接したいのか、

届けたいサービスはなんなのか疑問をもつようになる。

そんな時通い始めた整体のスタッフさんの接客や働き方が理想だな

とロールモデルを見つけ、こんな風に働こうと決心する。


2016年 恵比寿のネイルサロンに転職

オリジナル商品の開発、独立に必要なことを経験


上記を力説し、前職での先輩が立ち上げたネイルサロンに誘ってもらう。

まさか自分が恵比寿で働けるなんて!と、恵比寿に憧れるアラサー女子。

スタッフ2名で店が小さい事もあり、

本当にいろんなことを経験させてもらえました。

HP改修、オリジナルオイルの開発、ネイルデザイン制作から撮影、

サイトの発信の仕方、それに自分を選んでお客様が来てくださるという経験。

とってもありがたいことにこのお店から長くお世話になっている

お客様も多くいらっしゃいます。


・2020年 またまた恵比寿のネイルサロンに転職

店舗の立ち上げを経験


またまた恵比寿で今度はサロンの立ち上げから参加。

準備期間中に新型コロナウイルスが蔓延し、まさかの緊急事態宣言で

先が見えない状態からのスタート。


お店のコンセプトや店内装飾など全てイチから考案したのですが、

私の届けたいネイルってなんだろう、と考えるようになりました。

私にできることは果たしてネイルだけなのか

もっと他にも届けられるものはないのかと問い続け、

2020年夏頃にお客様の「絵を描いて欲しい」という一言をきっかけに

絵の世界にハマります。


ネイルはどちらかと言うとお客様の希望に

そったものを作るイメージですが、

絵は自分から出てきたものを丸ごと認めてもらえるような

自由さがあります。


この時期からどのように生きたいか、を考え始めた気がします。

“仕事は自分の時間を削ってでも頑張るもの”

という固定概念がいつからか、頭に心にこびりついていました。

成果を出すことで周りに認めてもらえることを

第一優先に生きてきました。


もちろん仕事をして、お客様と関われることは

何にも代えがたくとても幸せな時間です。

しかし、絵を通してありのままの自分を認めてもらえたことで

頑張らない私でいても良いんじゃない?

と思えるようになりました。


だから全てを手離し、何にもとらわれず、風のように

軽やかに生きてみようと思いました。


エネルギーを表すネイル、癒しを起こす対話もあり、アートも描けるような

「あなたの内側を知る空間・時間」を用意しました。

隔てがなく、全てが循環する尊い場所になりますように。


2021年10月 宙-sora- OPEN





宙-sora-について

“自分という宇宙を表現できる空間”

“自分の内側を知り、自分らしくありのままにいられる場所”

という意味を込めて名づけました。


私、最近宇宙が好きなんですよね笑

特に「oneness(ワンネス)」という考え方が好きです。

ワンネスの定義:宇宙世界の全てはひとつである

元々ひとつであった所からそれぞれが目的や使命を持ち、

それを体験しにきている。


誰もが体験の過程で知らずのうちに

何かしらの鎧や重りを下げてしまっているのではないでしょうか。

不安や孤独感を周りからの評価で埋めるために

見栄を張ったり、依存したり、周囲の目を必要以上に気にしたり。


知らずに着ているその鎧を、

まず身につけていることに気づくこと。

そして衣替えをするかのように軽やかに脱ぐこと。

また鎧や重りを付けてしまう自分を責めないこと。

何も持っていない産まれたての自分がすでに

有難い存在だということ。


私は絵やカラー、香りを通してこの過程を味わってきました。

今では自分の本当の気持ちさえ分からなかった当時からは

想像もできないような現実を、自分の手で創ることができました。


地球って生きづらい。

と何度も思ってきましたが、

生きやすい時間や空間を作ってはいけない、

とこんなびっくりするようなことも

知らないうちに自分で自分に課していたことにも気がつきました。


お客様との対話を通して、同じような悩みを抱えている方が

たくさんいることも知りました。

身近にいる私がどうにか手助けできないものか。


そうして形になったのがこの「宙-sora-」です。

自分の内側にフォーカスする時間や空間ってなかなか

日常の中で取れていない方も多いですよね。


ここはそれができる場所です。

自由にありのままで、お店だからと肩肘張らずに

まるで友人の家かのようにくつろいで下さい。


「また来たい」

そう思ってもらえる空間でありたい。

あなたの気持ちが少しでも楽になりますように、

そのお手伝いができたら、この上なく幸せです。